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有機溶剤を取扱い、または有機溶剤の付着している物を取り扱う業務などの有機溶剤業務に従事する方に必要な資格です。 本講習は、昭和59年6月29日付け基発第337号に基づく特別教育に準じた労働衛生教育です。
有機溶剤中毒とは? 有機溶剤中毒 有機溶剤の種類により作用は違いますが、代表的なものは中枢神経系に対する中毒症状です。はじめに陶酔感が生じ、後で目まいや吐き気をもよおします。有機溶剤の濃度が高い場合は、昏睡やけいれんが起こって死亡することがあります。慢性症状として、頭痛、睡眠障害、記憶の喪失、言語障害や腎臓や肝臓の障害などがあります。
有機溶剤の種類(有機則では、現在54種類が指定されています)
以下の有機溶剤を使用して作業される方は本講習を受講する必要があります。
有機則で指定されている有機溶剤全54種類
1 | アセトン |
2 | イソブチルアルコール |
---|---|---|---|
3 | イソプロピルアルコール | 4 | イソペンチルアルコール(別名イソアミルアルコール) |
5 | エチルエーテル | 6 | エチレングリコールモノエチルエーテル(別名セロソルブ) |
7 | エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(別名セロソルブアセテート) | 8 | エチレングリコールモノ-ノルマル-ブチルエーテル(別名ブチルセロソルブ) |
9 | エチレングリコールモノメチルエーテル(別名メチルセロソルブ) | 10 | オルト‐ジクロルベンゼン |
11 | キシレン | 12 | クレゾール |
13 | クロルベンゼン | 14 | クロロホルム |
15 | 酢酸イソブチル | 16 | 酢酸イソプロピル |
17 | 酢酸イソペンチル(別名酢酸イソアミル) | 18 | 酢酸エチル |
19 | 酢酸ノルマル-ブチル | 20 | 酢酸ノルマル-プロピル |
21 | 酢酸ノルマル-ペンチル(別名酢酸ノルマル-アミル) | 22 | 酢酸メチル |
23 | 四塩化炭素 | 24 | シクロヘキサノール |
25 | シクロヘキサノン | 26 | 一・四‐ジオキサン |
27 | 一・二‐ジクロルエタン(別名二塩化エチレン) | 28 | 一・二‐ジクロルエチレン(別名二塩化アセチレン) |
29 | ジクロルメタン(別名二塩化メチレン) | 30 | N・N‐ジメチルホルムアミド |
31 | スチレン | 32 | 一・一・二・二‐テトラクロルエタン(別名四塩化アセチレン) |
33 | テトラクロルエチレン(別名パークロルエチレン) | 34 | テトラヒドロフラン |
35 | 一・一・一‐トリクロルエタン | 36 | トリクロルエチレン |
37 | トルエン | 38 | 二硫化炭素 |
39 | ノルマルヘキサン | 40 | 一‐ブタノール |
41 | 二‐ブタノール | 42 | メタノール |
43 | メチルイソブチルケトン | 44 | メチルエチルケトン |
45 | メチルシクロヘキサノール | 46 | メチルシクロヘキサノン |
47 | メチル-ノルマル-ブチルケトン | 48 | ガソリン |
49 | コールタールナフサ(ソルベントナフサを含む) | 50 | 石油エーテル |
51 | 石油ナフサ | 52 | 石油ベンジン |
53 | テレビン油 | 54 | ミネラルスピリツト(ミネラルシンナー、ペトロリウムスピリツト、ホワイトスピリツト及びミネラルターペンを含む) |
55 | 前各号に掲げる物のみから成る混合物 |